まどろみのじかん Day 2

この連載は、最近起きた身の回りの出来事や、ふいに思い出した記憶なんかを、ゆったり書いていこうと思っていた。

 

しかしこうも世間が騒がしいと、見て見ぬふりもなかなかキツイものである。
今回の凄惨な事件を見て「また起こったか…」という気持ちになった。

 

世界中で起きている無差別殺人テロ
日本だって例外ではない。不況やインターネットの発達、さまざまな要因が重なって、いま、まさに激しさを増している。

 

犯行の突発性や残忍な手口が、みなの想像する領域を超えていると思う。

 

これからは人が集まるところ、有名な企業、あるいはなんてことのない中小企業や事務所なのかもしれないけど…。ある程度は起こるものだという前提で動くしかなくなってしまうのだろうか??

 

アニメを楽しみにして、生きがいとして生活している人にとって、本当に胸が苦しい状況だと思う。公開が予定されている劇場版やTVシリーズも中止になってしまうことがあるかもしれない。

 

そんな中で、この生き心地の悪い今の日本社会を、どう希望をもって前向きに生きればいいのだろうか。それを教えてくれるのもまたエンターテイメントの力のはず。
だからこそ歯がゆい気持ちになるのだ。

 

またいつどこで、どんな作品がリリースを中断されるか?なんて思うと、本来楽しいはずのエンターテイメントに、不安がチラついてしまう。

 

海外からのクラウドファンディングや、ファンの声援など良い動きもあるなと思う一方で、やはりテレビのコメンテーターなどの意見は微塵も力がない気がしてしまう。

 

アニメだからどうだとか、それを観てるやつがどうだとか。んなことは関係ない。
安心して生きられる世の中に直していかなきゃいけない。
それをどうするんだってこと。